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電気・電子機器の環境規制物質管理プロセスを
構築する「Eco&PLMプロジェクト」

"Eco&PLM Project" for Environmental Traceability of Electrical and Electronic Products
南 俊幸・印牧泰治・根本弘幸・谷 光清


ここから本文
 
概要図
 
注:略語説明
Eco&PLM(Ecology and Product Lifecycle Management),AGree'Net(A Green NetとAgreeから作った造語;グリーン調達システム),GPSS(Global Parts Selection System),DWP(Design Workplace),PDM(Product Data Management),ERP(Enterprise Resource Planning),MES(Manufacturing Execution System),QA(Quality Assurance;品質保証)
 
 
Eco&PLMの概念
 製品に含まれる物質を調達から廃棄までのライフサイクルを通じて管理することにより,齟齬(そご)発生時に対象となる製品を迅速に回収するとともに,法規制などへの適合確認と,政府関連機関への報告を速やかに行う。
 

 
 電気・電子機器製造業では,食品や自動車などのように人命に直接かかわるものが少ないこともあり,業界全体としても,製品のトレーサビリティについての要求は,これまでそれほど大きくなかった。しかし最近の環境規制の動向は,製品に使用している材料や物質を明確に把握し,有害物質含有の禁止もしくは削減要求とともに,回収からリサイクルに至るまで,生産者側に把握管理や費用負担を求めている。
 日立製作所では,これまで限られた特定の製品について部分的に実行していた製品についてのトレーサビリティの適用を,事業グループ単位に一括管理することができる仕組みと仕掛けを,情報・通信グループとユビキタスプラットフォームグループ合同で構築し,「Eco&PLMプロジェクト」と称して推進中である。このプロジェクトにより,製品に使用される部品や材料,プロセスなどの来歴データを記録し,高速に検索,抽出するITシステムはもとより,データを収集して蓄える生産活動プロセスの全面的な改革を図っている。
 
 
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