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製造者責任を果たすためのITソリューション

IT Solutions for Meeting Manufacturers' Responsibilities
児嶋伸一・中西 洋・依田和夫・空 洋史


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概要図
 
注:略語説明
BOM(Bill of Materials),RH-BOM(Real Harmonious BOM)
 
 
製品トレーサビリティシステムの構成イメージ
 製品ライフサイクルの各フェーズで発生する情報を収集し,各情報を関連づけて個体情報管理データベースに記録,蓄積する。問題発生時に情報のつながりをたどることで,影響範囲などの特定が可能となる。
 

 
 近年,EU(欧州連合)をはじめとする国際社会では,環境法令順守に関する規制が厳しくなっている。企業は,ブランドイメージを守るためにも,製品の品質向上と顧客からのアカウンタビリティ(説明責任)要求に対応することが必要不可欠となってきた。
 製品の企画から設計,製造,保守,廃棄に至る,製品のライフサイクル全般にわたる情報のつながりを製品個々に管理する「トレーサビリティシステム」の確立が求められている。一方,製品個々の情報を管理するためにはデータが巨大となることから,検索性能などが著しく劣化する。そのため,日立製作所は,製品トレーサビリティシステム“Real Harmonious BOM”を開発した。これは,株式会社ターボデータラボラトリー製のオンメモリ コンピューティング エンジン“DayDa.
Laboo(デイダラボー)※)”を利用して演算性能を向上させ,データ検索を効率的に行うものである。さらに,“Real Harmonious BOM”を核として,製品個々の生い立ちを証明できるアカウンタビリティシステムを開発している。
 
※) DayDa.Labooは,株式会社ターボデータラボラトリーの登録商標である。
 
 
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