新薬開発プロジェクトの効率化を支えるプロジェクト管理ソリューションの概要
新薬開発マネジメント支援システム“HITCANDIS/PRO”にプロジェクト評価技術とポートフォリオ管理技術を組み合わせて,幅広いソリューションを提供する。
1991年に始まったICH(医薬品規制ハーモナイゼーション国際会議)により,わが国と米国および欧州の三極で医薬品の承認申請データを相互活用できる基盤が整いつつある。これを契機として,製薬会社は,世界市場という一つの市場を舞台とした国際競争の時代に入った。このような国際競争を勝ち抜くために,製薬会社は,新薬開発の効率化に取り組んでいる。
新薬の開発はリスクが高いため,製薬会社は,適切なリスクの下で収益を上げていかなければならない。さらに,製薬会社は常に複数の新薬開発を進めているため,開発全体の収益機会とリスクを適切なバランスに保つことが効率的な新薬開発のかぎとなる。
日立製作所は,年金資産運用の金融工学技術として,「リスクバジェッティング」の開発を進めてきた。この技術に基づいて個々の新薬開発プロジェクトに開発投資と許容リスクを配分すると,許容リスクの下で開発全体の収益機会を最大化することができる。日立製作所は,これまで新薬開発マネジメント支援システム“HITCANDIS/PRO”を中心として提供してきた新薬開発プロジェクト管理ソリューションをリスクバジェッティングの適用でさらに強化し,製薬会社での新薬開発の効率化を支援している。