ESCO事業として天然ガスを使用したガス エンジン コージェネレーション設備を導入したサッポロビール株式会社北海道工場の外観(北海道恵庭市)
北海道工場には,高効率天然ガス エンジン コージェネレーション設備(845kW×2台)が設置されており,事業所内で消費されているエネルギーの約7%に相当する省エネルギーを実現している。
近年,世界的に環境問題が注目されている中で,わが国でも,省エネルギーへの取り組みが強く求められている。サッポロビール株式会社は,これまでも環境問題に配慮したビール製造に取り組み,環境保全,廃棄物の削減,製造プロセスの改善,天然ガスへの燃料転換,省エネルギー設備の導入など,積極的に省エネルギーを推進してきた。
その一環として,今回,サッポロビール株式会社の2工場でESCO事業を推進することを決定し,北海道工場に高効率天然ガス エンジン コージェネレーション設備(845kW×2台)を,仙台工場にターボ冷凍機のインバータ化設備(高圧インバータ:400kVA×2式)をそれぞれ設置した。
これは,シェアードセービングスESCO事業として実施したわが国初のケースである。日立製作所は,これまで培ってきたノウハウを活用し,サッポロビール株式会社の協力を得て,このESCO事業を展開している。
この事業は,2001年10月1日から開始しており,すでに約3年が経過している。設備は順調に稼動しており,省エネルギー量は予定を上回る実績を上げている。