建設中のミッドアメリカン・エナジー社カウンシルブラッフス発電所4号機の全景
米国アイオワ州カウンシルブラッフス市に建設中のカウンシルブラッフス発電所4号機では,ボイラの第3節段階と,発電所の基礎となるタービン発電機架台の建設が進行中である(2004年10月現在)。
日立製作所は,海外における火力発電EPC(Engineering, Procurement, and Construction)プロジェクトに積極的に取り組んでいる。2003年2月には,大型石炭火力発電EPCプロジェクトのカウンシルブラッフス発電所4号機870MW(グロス)発電設備を米国ミッドアメリカン・エナジー社から受注し,設計,製作および建設を推進中である。
この発電設備は,蒸気条件が最高水準の25.3MPa・g,566℃/593℃,PRB炭燃焼超臨界圧変圧貫流ボイラ,最終段に40インチ(約102cm)翼を採用した最新鋭蒸気タービン,および二極式では最大容量の発電機のほか,冷却塔による循環水冷却方式を採用していることが特徴である。また,環境設備として脱硝装置と脱硫装置を設置し,NOx,SOx,ばいじんなどの環境規制値に対応している。現在,45か月の建設期間や,米国ではここ20年ほど大型石炭火力発電所が建設されていないことなどの条件下で,プロジェクトを円滑に推進するための建設体制を構築して建設を進めている。