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運転裕度向上を図ったBWRのための制御棒制御システム

Rod Control System Oriented for Improving Operational Capability of BWR Plants
石井一彦・野崎 健・小原公平・鵜殿 茂・宮下克彦


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概要図
 
注:略語説明
RMCS(Reactor Manual Control System),RPIS(Rod Position Information System),BJ(Branch Junction),FC(File Control)
 
 
既設BWR(沸騰水型原子炉)のための制御棒制御システムの概略構成
 機械設備とのインタフェースである現場盤の入出力カードは,既設システムの回路を二重化(診断機能付き)し,制御棒1本ごとに活栓挿抜を可能としている。
 

 
 既設BWRプラントの安定稼動に寄与するために,新世代製品として開発を進めてきた制御棒手動操作システム(RMCS)と制御棒位置指示システム(RPIS)を完成させ,東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所第4号機と,中国電力株式会社島根原子力発電所第2号機での据付試験を終了した。2005年春には,そろってプラント起動を迎える見通しである。このシステムは,BWRプラントの制御棒を手動で操作するとともに,制御棒の位置を監視する製品として,既設設備との親和性維持とシステム多重・分散化思想での運転裕度向上〔単一故障での運転上の制限(LCO)逸脱の回避〕を基本コンセプトとしている。従来技術のIC(TTL)を用いたロジック方式に代えて,最新IC(CMOS)を用いた最新コントローラ・光伝送カードなどを採用し,ソフトロジック方式として実現した。
 
 
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