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特別高圧・配電用変電所向け
高機能ユニット形デジタル保護・制御装置

High-Performance Unit Type Digital Protective Relays for Distribution
小林 崇・小川栄二・柳岡 淳・佐藤三雄


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概要図
 
注:略語説明ほか
HDLC(High-Level Data Link Control),HI(Human Interface),LAN(Local Area Network),LR(Load Regulation),CPU(Central Processing Unit)
* イーサネットは,富士ゼロックス株式会社の商品名称である。
 
 
ユニット形デジタル保護・制御システムの構成例
 保護・制御ユニットは,配電線またはバンクの回線単位に分割して構成される。共通制御盤に実装されるインタフェースユニットや共通制御ユニットとは,汎用技術のイーサネット(TCP/IP:Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で結合される。保護機能と制御機能を複合化することにより,トータル コスト ダウンや省スペース化,イーサネット通信による盤内配線の削減が可能となる。
 

 
 電力系統や電力機器の保護・制御を担う保護リレーシステムでは,最近のインターネットやイントラネットの急速な普及により,情報・通信技術やデジタル技術を適用し,装置の高機能化,遠隔監視による現地作業・保守の省力化などが図られている。配電用変電所の保護・制御装置でもデジタル保護リレーが一般的に採用されており,リレー要素の複合化による省スペース化と,自動監視機能の具備によるメンテナンスフリー化を実現している。
 日立グループは,いっそうの信頼性能の向上,機能統合によるトータル コスト ダウン,および運転保守業務の合理化に寄与するため,特別高圧・配電用変電所向けユニット形デジタル保護・制御装置の開発を進めている。この装置では,主検出要素と事故検出要素による保護機能と監視・制御機能とを一体構成とし,かつ独立性を維持した次世代配電用変電所保護・制御システムやウェブサーバを実装し,遠隔運用への対応を可能としている。また,複雑な系統事故様相の解析を容易にするため,汎用ツールで解析が可能なCOMTRADE(波形解析データ共通フォーマット)による事故波形記録機能へも対応している。
 
 
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