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金融機関勘定系における
ディザスタ リカバリ システムの構築

Application of Hitachi's Storage Solutions to the Disaster Recovery of a Financial Institution's Core Systems
鴨志田 毅・関根 勲・羽手村孝道・佐藤純也


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概要図
 
注2:略語説明
ATM(Asynchronous Transfer Mode),FCSW(Fibre Channel Switch),TrueCopy(“SANRISE9980V”のリモートコピー機能),ShadowImage(“SANRISE9980V”の筐体内レプリカ作成機能)
 
 
みずほ信託銀行株式会社の勘定系オフサイト バックアップ システムの概要
 “TrueCopy”機能により,メインサイトの業務データをメインサイトの更新とは非同期にバックアップサイトへ,ほぼリアルタイムにリモートコピーを行う。このため,メインサイトの更新順序性が保証された業務データがバックアップサイトに保持される。さらに,1日の業務最終断面をバックアップ用として明示的に取得し,ディザスタリカバリを目的とした高度なバックアップシステムを実現している。
 

 
 阪神淡路大震災や2001年の米国同時多発テロを契機として,危機管理への取り組みは企業の急務となっており,リスク管理体制の確立と強化は経営上の最重要課題である。特に,金融機関は,大規模災害など緊急事態が発生した際にも業務を継続できる,いっそう高度なコンティンジェンシー体制を早急に確立することが必須課題である。
 みずほ信託銀行株式会社は,メインサイトの情報センター被災時にも業務継続を可能とするディザスタ リカバリ システムを再構築した。この再構築では,勘定系システムで運用している日本アイ・ビー・エム株式会社製メインフレームの機能を使用しないで,「SANRISEシリーズ」のリモートコピー機能だけによるバックアップシステムと,勘定系システムを1系列のストレージで稼動するストレージコンソリデーションを実現している。国内外の勘定系システムにおける同社製コンピュータユーザーには,ストレージ機能だけで構築したディザスタ リカバリ システム,およびストレージ1系列への統合は例がなく,世界で初めての事例となる。
 
 
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