フラット パネル ディスプレイの画面サイズの動向
30型以上の画面サイズでは,薄型テレビ向けデバイスである大型液晶ディスプレイとプラズマディスプレイが主体である。また,モバイル端末のサイズ領域では,モバイル機器用小型液晶の独占状態である。ただし,数年後には,有機エレクトロルミネッセンスや,次世代端末向けの新ディスプレイが台頭してくる可能性が高い。
ネットワーク技術とユビキタス情報社会の進展に伴い,あらゆる場所や時間に自由に情報を発信したり,情報の提供を受ける環境が整いつつある。このような社会を支えるうえで,情報の出口となるディスプレイデバイスは不可欠であり,その重要性はますます高まっている。
デジタル家電の雄である薄型テレビでは,画面サイズが30型前後の領域で大型液晶ディスプレイが,40型以上のサイズではプラズマディスプレイがそれぞれ強みを発揮している。しかし,安価で高品質な製品を提供していくためには,大型画面サイズに適した長尺のマザーガラスの使用や,低価格化に向けた部材コストの低減などが重要な技術課題となっている。
日立グループは,液晶ディスプレイとプラズマディスプレイをはじめとする薄型・軽量ディスプレイの高性能・低コスト化を進展させる研究開発を進めるとともに,ディスプレイモジュールの「モノづくり」を支える高機能な周辺部材の開発・製品化に力を入れている。