- 注:略語説明
- IT(Information Technology)
情報セキュリティの進展
国家や企業のシステムでIT化が急速に進む一方で,盗聴,成り済ましなど,人為的な不正行為の危険性が増大している。これに対応して,守秘性な
ど個別のセキュリティ機能が開発され,将来的には統合化され適用されていく。
現在,ITの最たるインターネットは,国内企業のほぼすべて,一般家庭でも10世帯のうち9世帯は利用しており,ITは水道や電気に匹敵する普及に近づいている。しかし,ITシステムは人為的な不当行為に対してぜい弱であるという問題があり,情報セキュリティへの要求が生じている。情報セキュリティは,「情報が許可なく読まれたり,書かれたりすることを防ぐこと」と定義され,情報の基本処理からサービスまで幅広く関係する技術である。人々のITへの依存度が高まるほど,情報が暴露されないこと(守秘性),まちがいがないこと(完全性),使えること(可用性)といったセキュリティへの要求も高まっている。
日立製作所は,「セキュリティはいずれ破られる」との通念を覆す確固とした対策技術,すなわち,強セキュリティの技術を開発中である。これをいたるところに適用することによって,安心で安全な社会の実現に貢献することを目指す。