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地下鉄の全自動運転システム
― 福岡市交通局七隈線への導入 ―

Automatic Operation System for Subway
藤原正弘・田中龍治・滝口 均・植木直治・関 淳一


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概要図
 
福岡市交通局七隈線の運行管理システムと3000系車両
 日立製作所が設計・製作を担当した運行管理システムと3000系車両は,わが国初の地下鉄全自動運転システムの中枢を担っている。
 

 
 福岡市交通局七隈線は,福岡市西南部地域の慢性的な交通渋滞を緩和し,効率的で利便性の高い公共交通体系の確立を図り,均衡ある街づくりを推進するために建設され,2005年2月3日に開業した。既設線の約20年間に及ぶワンマン運転を発展させ,地下鉄では初となる全自動運転システムが採用され,乗務員を嘱託化するという「福岡方式」をサポートするシステムとなっている。
 地下鉄の全自動運転を行うためには,単に運転業務を自動化するだけでなく,運行に伴って発生するさまざまな異常事象について,乗客の安全を確保しつつ,安心・快適な輸送を実現することが必要である。
 日立製作所は,これまで蓄積したワンマン運転システムの技術を発展させ,安全かつ効率的な運行のための地下鉄の全自動運転システムの構築に寄与し,全自動運転システムの中枢である運行管理システムや車両システムなどを納入している。
 
 
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