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燃料サイクル関連技術開発の動向

Status of Nuclear Fuel Cycle Technology Development
深澤哲生・澤田周作・岡田喜久雄・清水 仁


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概要図
 
注:略語説明
MOX(Mixed Oxides),JMOX(Japanese MOX),FBR(Fast Breeder Reactor)
 
 
今後予想される原子燃料サイクルの状況
 「六ヶ所再処理」で回収されるPuは,軽水炉にリサイクルされる。軽水炉第2再処理で回収されるPuは,FBR立ち上げのために供給され,FBR再処理で回収されるPuはFBRにリサイクルされる。
 

 
 わが国の原子力政策大綱で軽水炉使用済燃料を全量再処理することが確認され,再処理能力(六ヶ所村再処理工場:年間800 t)を超える使用済燃料(年間約400 t)は中間貯蔵されることになった。「六ヶ所再処理」で回収されるPuは,MOX燃料に加工され,軽水炉にリサイクルされる,いわゆる「プルサーマル計画」が推進される見通しである。一方,高速増殖炉(FBR)原型炉「もんじゅ」のプロジェクトが再開され,2007年度末の再臨界を予定している。また,2010年からは中間貯蔵された燃料の処理方策の議論が開始され,2015年ごろには高速増殖炉の実用化像が明確化され,2050年ごろには商業用高速増殖炉の導入が開始されると予想されている。
 このような状況下では当面,軽水炉使用済燃料再処理や中間貯蔵,高速増殖炉などを着実に推進するとともに,2050年以降の軽水炉からFBRへの移行期における最適燃料サイクルを検討する必要がある。日立製作所は,「六ヶ所再処理」や「もんじゅ」,中間貯蔵などに取り組み,FBRへの移行期の燃料サイクルや,廃棄物処分などの将来技術の開発を推進している。
 
 
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