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業界初の技術で驚異の省エネルギーを実現
――「HiインバータIVX 省エネの達人」

HIGHLIGHTS 2007
 
 


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写真
 
日立アプライアンス株式会社清水空調本部空調機設計部の佐々木俊治部長(左),同部の竹中寛(開発・輸出担当)部長(右)
 業務用空調機の開発・製造・販売を行ってきた株式会社日立空調システムの店舗用エアコン「HiインバータIVX(アイビックス)」は,平成17年度省エネ大賞「経済産業大臣賞」に輝いた。そして2006年4月,日立空調システムは,エアコンその他の家電製品を製造・販売する日立ホーム&ライフソリューション株式会社と合併し,新会社,日立アプライアンス株式会社が誕生。省エネルギー効果や機能をさらに高めたシリーズ「省エネの達人」を開発し,2006年6月から販売を開始した。
 
 

開発の背景は

 
 地球温暖化の防止のために,いまや「省エネルギー・省資源」は最重要の課題になっています。こうした状況を背景に,平成17年度の省エネ大賞を受賞した店舗用パッケージ型エアコン「HiインバータIVX(アイビックス)」は,数々の新技術で驚異の省エネルギーを実現しました。室外機からの空気の吹出し口を上部に設けた従来のトップフロー型に対し,大型機では業界で初めて,そのまま側面に吹き出すサイドフロー型を採用。これにより,奥行きが半分近くになり,従来タイプのものと比べて質量比で約25%減,容積比で約40%減という圧倒的な軽量化を実現しました。またコンパクト化と同時に,従来機より2〜4dBの低騒音化も実現。さらに高効率圧縮機の搭載,熱交換器の最適化設計により,業界トップのCOP(Coefficient of Performance:エネルギー消費効率)を達成しました。これにより,従来機に比べ年間消費電力を半減化しています。そしてこれらの技術をベースに,さらに省エネルギー効果を高めた製品が「省エネの達人」です。 写真
 
「HiインバータIVX 省エネの達人」
 
 

「省エネの達人」の特長は

 
   「省エネの達人」のコンセプトは「省エネ,快適,省工事」。業界で初めて「室内機個別運転機能」を標準装備し,快適性と省エネルギー性を高めたことが特長です。これは1台の室外機で複数台の空調機を個別に運転できる機能です。これにより,例えば部屋の窓際と奥側で空調負荷が異なる場合でも,2台の室内機を個別に運転することで空調負荷に合わせた運転を可能とし,快適空間を提供しながら,むだな運転をカットすることができます。機種によって最大4台まで室内機を接続でき,室外機の設置スペースの大幅削減が可能です。もちろん冷媒配管工事や配線・電源設備工事も大幅に削減できます。そして業界トップクラスのCOPに加え,新型圧縮機による低速性能の大幅向上により,小型機種では,10年前の非インバータ機に比べて電気代は約30%(当社比)で済みます。実に70%もの節約を可能としています。また高効率・薄型の新開発プロペラファンにより,さらに低騒音化を実現。業務用の室内機の多くは天井に埋め込むタイプですが,その吹出し口に「ワイド気流ウイング」を搭載。末広がり状に吹き出すことで4方向へ吹き出す際に生じる気流の死角を最小限に抑えています。省エネルギーを極限まで追求する,まさに「省エネの達人」です。
 
 

今後の展開は

 
 株式会社日立空調システムと日立ホーム&ライフソリューション株式会社の合併により,業務用空調機と家庭用空調機のノウハウの共有,活用がいっそう進められています。今後は,生産設備の有効活用による製造場所の最適化,電子部品・資材の共同調達といった生産管理関連のみならず,設計・研究開発においても従来からの協力体制をさらに強化していこうとしています。
 海外に対しても,中国,欧州,南米など全世界の拠点での現地生産を進めるほか,機種に応じて直接輸出も増やしていく計画です。今後の巨大市場として大きな経済成長が見込まれているブラジル,インド,中国の拠点を活用し,日立アプライアンス株式会社の「環境配慮型」製品で,地球規模の省エネルギー,省資源をアピールしていきたいと考えています。
 
 
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