
日立アプライアンス株式会社家電事業部家電事業企画本部営業部の小濱研朗部長代理(左),多賀家電本部家電第一設計部の金子哲憲技師(中),日立製作所機械研究所生活家電研究部電化機器ユニットの松井康博研究員(右)
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全自動洗濯機に占める洗濯乾燥機の割合は,2006年度において台数で約3割,金額で約6割と大幅に拡大しており,今後も大きな伸びが期待されている。その中でドラム式は,高い節水性能や,新しいタイプの洗濯乾燥機への期待,使いやすいといったイメージにより,人気が高まっている。しかし「洗浄力が低い」,「時間がかかる」,「振動・騒音が大きい」など,十分満足していない人も少なくない。そこで日立グループは,業界最大※1直径のドラムを採用することで,洗濯と乾燥の上質な仕上がりを実現するとともに,業界ナンバーワン※2の低騒音,節水性能を実現したドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」を開発した。 |
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「ビッグドラム」の特徴は |
その名のとおり,業界最大直径60cm(容積75L)のビッグドラムが特徴です。衣類を大きな落差で,しっかりたたき洗いする「ビッグドラム洗浄」と,衣類を大きく広げることでシワを抑えてふんわり乾かす「ビッグドラム乾燥」で,高い洗浄性能と乾燥性能を実現しました。
また,洗濯時の標準使用水量を77Lに抑え,業界ナンバーワン※2の節水性を達成しました。さらに,乾燥まで風呂の残り湯を利用することで,洗濯から乾燥までに使用する水道量はバケツ1杯分の約20Lに抑えることができます※3。
スピード仕上げにもこだわり,衣類9kの洗濯が約49分,衣類7kの洗濯乾燥が約165分と,運転時間を約1/2※4にまで短縮化しました。
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開発のポイントは |
最大の難関は,ドラムの大型化によって引き起こされる振動と騒音の克服でした。ビッグドラムの直径は従来機に比べて約30%※4大きく,振動と騒音が大幅に増加するため,コンピュータシミュレーションによる解析を行い,防振,アンバランスの抑制,最適な脱水運転制御を可能にする技術を開発しました。
防振支持では,回転起動時には大きい動きに対応する硬いサスペンションの働き,回転が安定した定常回転時には小さい動きに対応する柔らかいサスペンションの働き,この二つが必要です。そこで,日立製作所オートモティブシステムグループと共同研究を行い,自動車用サスペンションで培った高度な技術を基に,1本のサスペンションで大小両方の振動を最適に抑える「ツインアクションサス」を開発しました。また,アンバランスを抑制するために,ドラム間口に装備されるバランサーの内部を5重構造にした「5重流体バランサー」を採用し,バランス精度を高め,振動を大幅に低減しています。さらに最適な脱水運転制御のためには,振動検知の精度を向上させる「ダブル振動センサ」を取り入れました。二つの振動センサにより,振動の大きさや方向を正確に検知します。
防振,アンバランス抑制,最適な脱水運転制御,それぞれが業界初※1となる画期的な技術開発により,業界ナンバーワンの低騒音を実現しました。
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ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」
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今後の展開は |
この「ビッグドラム」で培った技術を「ビートウォッシュ」に展開していくとともに,開発の基本である仕上がりのよさ,節水,静音,スピード,環境対応にこだわりを持ち,常に最高の洗濯乾燥機を開発していきたいと思います。
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2006年11月9日現在。家庭用洗濯乾燥機において。 |
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2006年11月9日現在。家庭用洗濯乾燥機において。洗濯9 k g(標準コース)時 |
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洗濯から乾燥までお湯取使用時の水道水使用量。衣類7 k g(標準コース)時 |
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当社ドラム式洗濯乾燥機従来機種「WD-74B」(2002年モデル)比 |
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2006年11月9日発表,家庭用洗濯乾燥機において。 |