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最適反動翼を採用した高効率蒸気タービン
―韓国K Power社KwangYang Combined Cycle Power Plantの事例―

High-performance Steam Turbine with Optimized Reaction Blades
藤井秀敏・木村哲晃・瀬川清


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概要図
 
韓国K Power社KwangYang Combined Cycle Power Plant向け200 MW蒸気タービンの高圧タービン部
 高圧タービンロータをケーシング下半部に組み込んでおり,高圧タービンには日立製作所が新規開発した最適反動翼が全段落に採用されている。
 

 
 近年,新規火力発電プラントは海外向けが主体で,かつCO2排出量の低減をめざすため,蒸気タービンにおいても熱効率の向上が強く要求されている。しかしながら,翼長が相対的に短い動翼においては,翼長方向に占める境界層や二次流れ領域といった空気力学的損失の割合が大きくなるため,このような流れ場の特徴を考慮し,新しい設計思想に基づいた最適反動翼を開発した。これまで50 Hz用コンバインドサイクル発電設備向け蒸気タービン2機の高圧タービン部に適用し, 大幅な高圧タービンの高効率化を達成してきた。
 今回,韓国K Power社KwangYang Combined Cycle Power Plant(蒸気タービン出力200 MW)向け高圧タービンに,この最適反動翼を適用して,納入した。この機は最適反動翼を適用した初の60 Hz機であり,これまでの50 Hz向け実績機と同様に,大幅な効率向上を達成することを実機性能試験で確認した。
 
 
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