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![]() 球面収差による解像度低下の概念
STEM(走査透過電子顕微鏡)の分解能を改善するためには,対物レンズの球面収差を大幅に低減する技術が必要になる。
電子顕微鏡の技術者にとって,電子光学系で原理的に生ずる球面収差を補正し,分解能を飛躍的に向上させることは長年の夢であった。
株式会社日立ハイテクノロジーズは,球面収差補正器を搭載した次世代のSTEM(走査透過電子顕微鏡)を開発した。 球面収差補正器は一種の凹レンズとして作用し,電子光学系の球面収差を極限まで低減する。この結果,より大きな収束角でサブナノメートルの電子ビーム径が得られ,高分解能観察と高感度分析の両立が可能となる。 次世代の半導体や材料,ナノテクノロジーの研究開発を強力に支援する解析装置になるものと期待している。
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