- 注:略語説明
- ALD(Atomic Layer Deposition)
45 nmノード世代に対応する縦型バッチ式ALD成膜装置「ALDINNA」
株式会社日立国際電気は,これまで蓄積してきた縦型酸化拡散・気相反応成膜技術や,次世代デバイスに展開可能な高清浄化技術などをベースとして,45 nmノード世代の微細かつ複雑化するデバイスに対応可能な,原子層レベルの均質な縦型バッチ式ALD成膜装置「ALDINNA」を開発した。
半導体デバイスの微細化に伴い,低温度での成膜技術が要求されてきている。また,ALD(Atomic Layer Deposition)法は,熱履歴の低減や良好な段差被覆性などの特徴を有している。65〜45 nmノード以降のデバイスには,この低温度に対応した成膜技術であるALD法が有望視されている。
株式会社日立国際電気では,バッチ式による生産性の拡大,高生産,高清浄化QUIXACEプラットフォームの採用,原料ガス供給方式の最適化をコンセプトに,縦型バッチ式ALD成膜装置「ALDINNA(アルディーナ)」を開発し,2002年に製品化を果たしてきた。現在の対応膜種としては,SiN,SiO,AlO,HfOの4膜種を基本膜種として,ロジック,メモリ向けの成膜アプリケーションを展開するとともに,量産ラインでの適用により,半導体デバイスの生産に寄与している。
今後さらに,バッチサイズの拡大,ALDサイクルタイムの縮減によるスループット向上を図り,高生産性をアピールしていく。