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企業価値向上に資する「エクスペリエンスデザイン」

Experience Design for Enterprise Value Improvement
古谷 純・鹿志村 香・北川 央樹


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概要図
 
日立グループが考える「エクスペリエンスデザイン」
 エクスペリエンス(経験)デザインとは,日立グループが進めている(1)製品・システムによって提供するお客様経験,(2)企業活動を通じて提供するお客様経験,(3)将来提供すべきお客様経験の三つの領域におけるデザインの取り組みの総称である。さまざまな製品やサービスをお客様(ユーザー)の日常的な「経験」として一体化して効率よく秩序立てて提供していくことで,企業がお客様に提供する価値の最大化を図る。
 

 
 企業にとって,新しい商品・サービスを開発することは,効率化やリスク管理とともに重要である。しかし,グローバル化する市場で生き残るためには,商品・サービスのコモディティ化を乗り越えることが必要であり,その有効なアプローチとして「お客様経験価値」の高度化への取り組みが注目されている。お客様経験価値の高度化はすでに金融やウェブサービスなど多くの事業領域で実践されているが,日立グループは,(1)製品・システムによって提供するお客様経験,(2)企業活動を通じて提供するお客様経験,(3)明日のお客様経験の三つの領域を総称して「エクスペリエンスデザイン」とし,人間中心設計,ブランディング,サービスデザインなどの取り組みを通じた企業価値向上をめざしている。
 
 
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