- 注:略語説明
- IPS(In-Plane Switching)
デジタル放送に対応するAV携帯電話
現在の携帯電話は,ワンセグをはじめとする放送サービスの受信が可能であり,テレビ視聴を存分に楽しめるように高画質・高音質や使い勝手を重視している。携帯電話は,今後も高性能なポータブルAV機器として発展する。
現在の携帯電話は通信機能の発展だけにとどまらず,エンタテインメントやコマースなど,多様なユーザーニーズを取り込みながら急速に進化している。特に,AV(オーディオビジュアル)機能面では,ワンセグの視聴機能搭載が一般化し,さらに,地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)の受信機能も搭載されつつある。このような状況において,日立製作所は,2007年6月にデジタル放送対応を強化した携帯電話「W52H」
を開発した。
「W52H」には新たにワンセグの予約録画,デジタルラジオ視聴,そして,高画質化技術を搭載した。
特に高画質化においては,ハイビジョンテレビ「Wooo」の技術を応用し,映像シーンに応じてリアルタイムに画質補正を行う「Picture Master for Mobile」と,2.9インチIPS(横電界スイッチング)液晶を採用した。これらにより,繊細かつメリハリのある色鮮やかな映像表現を実現した。
さらに,周囲の明るさに応じたバックライトの輝度制御による低消費電力化と,1,100 mAhの大容量バッテリ搭載により,最大約7時間のワンセグ連続視聴を可能とした。