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環境配慮型の車両技術

Environmentally-friendly Railway-cars Technology
堀畑 勝利・坂本 博文・北林 英朗・石川 彰弘


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概要図
 
東日本旅客鉄道株式会社のE954形式新幹線高速試験電車と東京地下鉄株式会社の10000系電車
 環境に配慮した鉄道車両システム技術が盛り込まれた新幹線車両(a)と,通勤電車(b)の外観を示す。
 

 
 鉄道車両では到達時間の短縮や快適性に加えて地球環境への対応が重要なものとなってきている。日立製作所は,環境に配慮した車両づくりをめざし,東日本旅客鉄道株式会社のE954形式車両をはじめとする高速新幹線車両では高速化を図るとともに低騒音化技術を開発した。また,東京地下鉄株式会社の副都心線向け10000系車両をはじめとする通勤電車では,これまで培った,剛性が高く,軽量車体を大形型材とFSW(摩擦かくはん接合)によりクリーンに製作するA-train技術をさらに進化させ,使用するアルミニウム合金の種類の統一などを図ってリサイクル性を向上させた。それと同時に,省令改正に伴う火災対策として塩化ビニルやFRP(繊維強化プラスチック)などの樹脂系材料をできるかぎり使用しないことで,火災・有毒ガスへの対策を高めている。
 
 
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