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多様な需要に応えるモノレールシステムインテグレーション
―シンガポール「セントーサエクスプレス」の事例―

System Integration for Sentosa Express Monorail System in Singapore
竪谷 裕貴・山本 久寿・井上 智己・保 貴之


ここから本文
 
概要図
 
セントーサ島内を走行するセントーサエクスプレスモノレール車両と路線略図
 日立製作所が納入したセントーサエクスプレスは,開業以来,順調に稼働を続け,セントーサ島へのメインアクセスとして活躍している。
 

 
 日立製作所は,軌道系中量輸送都市交通システムとして,跨座(こざ)型モノレールの開発・普及に取り組んでいる。
 近年は特に,(1)土木構造物を含むフルターンキープロジェクトへの取り組み,(2)小規模輸送に見合ったシステム構築を実現する小形モノレールシステム「SMARTRAN」の開発を通じ,多様な需要に応えるシステムインテグレーションの実現に注力してきた。
 2007年1月に,シンガポールの観光地セントーサ島に開業した「セントーサエクスプレス」は,これらの成果を反映して建設された。小形・軽量化されたモノレール車両と,地上設備を簡素化した信号システムにより,小規模輸送需要に見合った設備規模を追求して開発されたモノレールシステムである。
 
 
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