1年間のダイエットの成果:腹囲(へそ回り)の位置での内臓脂肪CT画像
2003年11月に内臓脂肪CT(Computed Tomography)検診を受診した42歳男性は,このとき初めて糖尿病を指摘された。1回1時間の運動を週2回と,野菜を多めに食べる生活に変え,1年後の内臓脂肪CT検診では中央にある赤色の内臓脂肪が著明に減少し,糖尿病の指標であるHbA1cが,6.6から5.3へと正常に戻った。体重は101 kgから91 kgに,内臓脂肪面積は220 cm2から104 cm2に,皮下脂肪面積は336 cm2から250 cm2に,腹囲は110 cmから95 cmへと改善した。薬を使わずに生活習慣を変えて内臓脂肪を減らすことで容易に糖尿病への進展を食い止めることが可能である。
2008年4月から高齢者医療確保法に基づき保険者に義務づけられる「特定健診・特定保健指導」が開始される。40〜74歳までの被保険者が,腹囲測定・血圧・血糖・脂質を含む健康診断を受診し,動脈硬化性疾患のリスクに応じて保健指導を受ける。いちばんリスクの高い群は「積極的支援」という3〜6か月間の内臓脂肪減量プログラムで減量に取り組むことになった。
日立グループでは,「はらすまダイエット」という安全で確実,効果の高いプログラムを特定保健指導に採用する。「はらすまダイエット」は,忙しく働く人のために開発された積極的支援プログラムである。