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生活習慣病予防をめざす健診ソリューション
―「気づき」の可視化―

Medical Examination Solution for Healthcare
井桁 嘉一・伴 秀行


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概要図
 
注:略語説明
HDL-Cho(HDLコレステロール)
 
 
メタボリックシンドロームの先にあるもの―生活習慣病リスク
 生活習慣が不適切な場合の生活習慣病へのリスクとその先にあるものを示す。メタボリックシンドロームとは,内臓脂肪が蓄積した肥満と,高血糖,高血圧,脂質異常などの動脈硬化の危険因子が重複する状態である。メタボリックシンドロームの診断基準とその予備群については,図に示すとおり,腹囲の異常および他の項目の1項目あるいは2項目に異常がある場合,階層的に定義している。
 

 
 2008年度から,メタボリックシンドロームに着目した特定健診・特定保健指導が開始される。生活習慣病を招くメタボリックシンドロームの発症者を早期に発見し,保健指導によって改善に向かわせることが目的である。しかし,メタボリックシンドロームは自覚症状がないため,対象者をいかに無関心状態から関心状態に移行させ,継続的に指導を受ける気持ちにさせるかが課題である。
 そこで,対象者が自分の生活習慣がもたらす発症リスクに「気づく」ことが重要と考え,「気づき」の可視化技術に取り組んだ。一つ目は,蓄積した健診データから自分と同じような生活習慣の集団を探し出し,その中で発症に至った人の割合を示す「生活習慣病リスクシミュレーション」であり,二つ目は,「気づき」を提示するCT(コンピュータ断層撮影)画像を使った技術である。日立グループは,今後,これら健康にかかわるITをはじめ,画像健診ソリューションを積極的に提供していく。
 
 
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