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ライフ顕微鏡:20人のライフタペストリーが語る人とセンサとITの未来

Life Microscope: Future of Human, Sensor and IT that 20 Life Tapestries Tell
鈴木 敬・栗山 裕之・山下 春造・矢野 和男


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概要図
 
注:略語説明
METS(Metabolic Equivalents),SNS(Social Networking Service)
 
 
ライフ顕微鏡システムの広がり
 ライフ顕微鏡システムは,人の行動を記録,解析・可視化し,自己が結果に気づき,認識することで次の行動の指針とする基本ループを前提にしている。ここに解析結果を用いた専門家によるサービス(ヘルスケアなど),あるいは記録したデータを用いた見守り,コミュニティサポート,履歴を活用したフィードバックやマーケティングなどのサービスが創生される。
 

 
 医療や介護から生活習慣,スポーツまで含めて健康はわれわれにとって大きな関心事である。特に近年は,生活習慣あるいはQOL(Quality of Life)など,日常生活のレベルでの取り組みが注目されている。
 ライフ顕微鏡システムは,腕時計型センサネット端末を用いて,人の活動に伴う3軸加速度,脈波,皮膚温度の値それぞれの変化を24時間・365日連続して収集・解析する。そして生活のリズムをライフタペストリーとして視覚的,直感的に理解しやすい形で表示する。
 20人によるライフ顕微鏡の実験から,ライフタペストリーの模様が人それぞれの生活リズムに対応して異なることと,記録したセンシングデータに対して,人それぞれまったく異なる部分の評価に関心があることがわかった。
 これを活用して,(1) 気づきを促す,(2) 保健師による保健指導などのコンサルテーション,(3) 遠隔からの生活状態の見守り(独居老人など),(4)行動を振り返ることによるブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などの日記の作成支援,(5)データベース化した行動データと疾病との相関を統計的に処理した将来予測などを行う。
 
 
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