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最近の産業・流通分野の動向と
日立グループのロジスティクスビジネスへの取り組み

Recent Trends of Manufacturing and Retail, and Challenges of Hitachi Group's Logistics Business
権守 直彦・小浜 敦


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概要図
 
注:略語説明
SCM(Supply Chain Management),WMS(Warehouse Management System)3PL(Third Party Logistics)
 
 
図1 産業・流通分野における日立グループのロジスティクスソリューション
 日立グループは,流通・製造業に対し,海外進出に伴うグローバルサプライチェーンの構築や,グローバル情報共有基盤による業務の可視化などのソリューションにより,グローバル企業の幅広いニーズに応える。
 

 

経営環境の変化に伴い,進む意識改革

 
 日本の経済は,長い停滞期から緩やかな回復を続けており,戦後最長の景気拡大となっている。しかしながら,その実質成長率を見ると,2.5%程度にとどまっており,中小企業や多くの一般企業の経営にとっては,いまだに厳しい状況が続いている。
 企業を取り巻く経営環境は,市場競争の激化,原材料や原油の高騰など,厳しさをますます増してきており,一部の企業においては,業務提携や企業統合による生き残り策が模索されている。
 また,低価格の訴求だけで売れた時代は過ぎ,消費者の嗜(し)好を見極め,消費者の価値観に合わせた商品を市場に供給する必要があるため,製品の多様化,製品ライフサイクルの短縮化が進展している。
 このような経営環境の下,企業間競争を勝ち抜くための武器として,数多くの企業が物流サービス向上や物流コスト削減など,物流に対するさまざまな取り組みを実施している。
 
 
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