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仮想化機能を進化させたディスクアレイサブシステム

HIGHLIGHTS 2008
Hitachi Universal Storage Platform V/Hitachi Universal Storage Platform VM
 


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データ量の増加と多様化が急速に進む中,ストレージ資産を最適に活用できる環境が求められている。
日立製作所は,「Services Oriented Storage Solutions」という新コンセプトの下,エンタープライズアレイで世界初となる「ボリューム容量の仮想化」を実現したディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V/Hitachi Universal Storage Platform VM」を開発した。
 
 

「情報爆発」時代のストレージ環境を最適化する

 
 ビジネスの多様化や法規制対応などに伴い,メール,画像,動画といった「非構造型データ」が急増しています。これらはデータベースなどの「構造型データ」に比べ,容量需要の将来予測が非常に困難です。一方,これまで各業務システムで使われるストレージには,あらかじめ必要なボリューム容量を予測して割り当てる容量設計という作業が必要でした。また,ボリューム間では記憶領域を共有できないため,あるボリュームが満杯になったときに,他のボリュームに未使用領域が十分にあっても,それを利用することができません。このため,増え続けるデータに対し,ストレージの使用効率を高めながら導入コストや運用管理コストを削減することがますます求められています。
 こうしたニーズに応えるため,「ストレージデバイスの仮想化」で高い評価をいただいているストレージ仮想化技術をさらに進化させ,エンタープライズアレイでは世界初となる「ボリューム容量の仮想化」を実現しました。
 
写真
 
情報・通信グループ RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部の田渕英夫 主任技師(左),開発本部 コントローラ設計部の山形学 主任技師(中),システム第二設計部の山本政信 主任技師(右)
 
 

複雑な容量設計を不要とする「ボリューム容量仮想化技術」

 
 この新技術では,各業務システムに仮想的なボリューム容量を割り当て,実際に使われた分だけをストレージプールとして一元管理された実記憶領域へダイナミックに配置していくことができます。仮想ボリューム容量は実記憶容量に依存しないので,あらかじめ大きめの容量を割り当てられます。またストレージプールの空き容量は,他の業務システムからも共有できます。
 すでに提供している「ストレージデバイスの仮想化」と組み合わせれば,Hitachi Universal Storage Platform VとHitachi Universal Storage Platform VMに接続された外部ストレージにも「ボリューム容量の仮想化」を適用でき,システム管理者の負担となっていた容量設計も不要で,ストレージ使用効率の向上や,運用管理の一元化によるストレージ統合のメリットの最大化が可能です。また,ストレージプールの容量は,サーバ側の設定変更やシステムを停止せず追加できるため,データ量の増加に合わせてより最適なタイミングで追加することが可能になり,導入コストや電力,ランニングコストの最適化や低減にもつながります。
 
 

お客様ビジネスに貢献する統合ストレージソリューション

 
 両モデルとも,ボリューム容量の仮想化,ストレージデバイスの仮想化,サブシステム資源を仮想的に分割する仮想プライベートストレージといった最先端のストレージ仮想化機能を搭載しています。プロセッサ能力,内部データ転送能力,ディスクアクセスパス能力,省電力設計もそれぞれ業界最高レベルです。また,搭載しているプロセッサ間で負荷をロードバランスする技術により,時間ごとに負荷が変動する業務環境でもプロセッサパフォーマンスを最大化するため,導入前の性能設計を簡素化できます。
 Hitachi Universal Storage Platform Vは,大規模なエンタープライズシステムを中心に,また10U(1Uは44.45 mm)にまで小型化したコントローラ部分のみの導入も可能なHitachi Universal Storage Platform VMは,ミッドレンジシステムを中心に,ストレージ管理・運用の一元化などで大きな威力を発揮するでしょう。今後もストレージ仮想化技術とハードウェアのさらなる進化を追求しながら,「日立ストレージ管理ソフトウェア」,「日立ストレージサービス」と連携した統合ストレージソリューションによって,お客様ビジネスの付加価値向上とTCO(Total Cost of Ownership)の削減に貢献していきたいと思います。
 
 
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