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CO2削減・循環型社会の実現をめざすリサイクル技術

Recycling Technologies for Both Carbon Dioxide Reduction and Resource Saving
根本 武・馬場 研二・吉田 卓弥・弘重 雄三・赤津 昌幸


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概要図
 
地上資源リサイクルの概念
 20世紀の地下資源依存型文明では,地下資源を採掘して製品を製造し,使用済み製品は廃棄物となっていた。21世紀は,地上に移行した資源を循環する時代になる。都市に埋もれた資源を回収・分解・選別し,部品や素材を生産すると同時に,有害物を除去する。この循環を行うことで持続可能な社会の構築に貢献する。
 

 
 21世紀は,人口増加,温暖化,資源の枯渇が相互に絡み合いながら同時並行に進行する。化石燃料はいずれ枯渇し,金属資源も採掘可能な量は減少していく。しかし,見方を変えると,金属資源は存在場所を地下から地上に移行しただけであり,地球上から消えてなくなったわけではない。その地上資源を循環させることは,次世代に少しでも多くの有限な資源を残すために有力な手段となる。「地上資源で生きる循環型社会」を最終目標に設定し,家電製品やパソコンをはじめ,さまざまな電機・電子製品をリサイクルする時代が到来するものと予想される。
 日立グループは,こうした将来展望を見据えながら,CO2排出抑制と循環型社会に貢献するために,家電製品のリサイクルについて積極的に技術開発を進めている。
 
 
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