日立評論

大韓民国・大邱都市鉄道3号線向けモノレールシステムの導入

―現地ニーズへの対応による海外展開―

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Hitachi

日立評論

ハイライト

日立は,50年以上にわたり日本国内の各モノレール路線で培った経験に加え,海外各国での経験を活用し,モノレールシステムの海外への展開を推進している。

大韓民国・大邱都市鉄道3号線は,日立の海外向けモノレールとして4か国目の路線となる。大韓民国現地企業の製品を積極的に取り入れ,量産編成の車両については同国内の鉄道車両メーカーで製造し,製造コストの低減をめざした。また,同国内で過去に発生した地下鉄車両火災事件の教訓から,車両用の消火設備および避難設備を強化し,高架を走行するモノレールに対する乗客の不安払拭にも寄与している。

目次

執筆者紹介

君島 信彦Kimijima Nobuhiko

  • 日立製作所 鉄道ビジネスユニットプロジェクトエンジニアリング本部 第一部 所属
  • 現在,モノレールシステムのエンジニアリングおよび取りまとめに従事
  • 日本機械学会会員

金 相宰Kim Sang Jae

  • Hitachi Korean Ltd. 大邱支店 鉄道プロジェクト部 所属
  • 現在,モノレールシステムのエンジニアリングおよび取りまとめに従事

古田 春弥Furuta Kazuya

  • 日立製作所 鉄道ビジネスユニット 笠戸交通システム本部 車両システム設計部 所属
  • 現在,モノレール車両の台車設計に従事

坂詰 友之Sakatsume Tomoyuki

  • 日立製作所 鉄道ビジネスユニット 水戸交通システム本部信号システム設計部 所属
  • 現在,海外都市交通信号システムの地上設備に関するエンジニアリングに従事
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