日立評論

ビル内の円滑な移動をサポートする行き先階予約システム

―群管理エレベーターFIBEE―

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Hitachi

日立評論

ハイライト

行き先階予約システムは,乗り場にある行き先階登録装置で利用者が行き先階を登録すると,その行き先階ごとにエレベーター号機を割り当て,利用者に表示案内するものである。この新しいタイプの群管理エレベーターは海外で先に普及し,日本国内でも納入事例が増えつつある。

日立は,利用者が無意識に期待する「スムーズな移動」,「利用者の快適性」の実現に向け,HUMAN FRIENDLYコンセプト具現化第2弾となる群管理エレベーターFIBEEを日本向けに発売した。このFIBEEは,海外市場向けに発売していた行き先階予約システムを用いた群管理エレベーターをベースに,混雑時間帯のアルゴリズムとインタフェースを強化して製品化したものである。

目次

執筆者紹介

星野 孝道Hoshino Takamichi

  • 日立製作所 ビルシステムビジネスユニット グローバル昇降機事業部 グローバル開発本部 エレベーター開発部 所属
  • 現在,エレベーター製品のソフトウェア開発に従事

羽鳥 貴大Hatori Takahiro

  • 日立製作所 ビルシステムビジネスユニット グローバル昇降機事業部 グローバル開発本部 エレベーター開発部 所属
  • 現在,エレベーター製品のソフトウェア開発に従事

坪井 暁幸Tsuboi Akiyuki

  • 日立製作所 ビルシステムビジネスユニット グローバル経営戦略統括本部 事業戦略本部 製品企画部 所属
  • 現在,昇降機の製品企画に従事

蘆川 真一Ashikawa Shinichi

  • 株式会社日立ビルシステム グローバル品質保証本部 エレベーター品質保証部 所属
  • 現在,昇降機の品質保証業務に従事
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