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1. 標準型エレベーター「アーバンエース」の新仕様追加

事業コンセプト「HUMAN FRIENDLY」に基づいた製品ラインアップの強化として,「新世代エレベーターHF-1」の仕様の中から,特に顧客からの評価が高かった,縦長液晶インジケーターを採用したかご内操作盤を,標準型エレベーター「アーバンエース」の有償付加仕様として発売した。

滑らかなステンレスの外周フレームを持つかご内操作盤は,黒と白を基調とし,艶やかな表面仕上げとしたデザインを採用している。縦長の液晶画面にスムーズなかごの動きを示すことで,利用者が自分の位置を直感的に確認することができる。黒地に白文字の押しボタンは凸文字を採用することで,触知での判読性も確保している。また,心地よいサイン音で,利用者の快適な移動をサポートする。

地震感知時や火災検知時などの緊急時には,日本語と英語,中国語(簡体字・繁体字),韓国語を交互に表示し,適切な行動を利用者へ通知する「緊急時4カ国語表示」を基本仕様としている。

(株式会社日立ビルシステム)(発売時期:2018年3月)

1.縦型液晶インジケーター付き操作盤と「緊急時4カ国語表示」の例縦型液晶インジケーター付き操作盤と「緊急時4カ国語表示」の例

2. 停電時ソフトストップ機能搭載エスカレーター

2.日本生命病院の外観(上),納入したエスカレーター(下)日本生命病院の外観(上),納入したエスカレーター(下)

停電時にエスカレーターが急停止せず緩やかに減速することで,利用者の転倒やつまずきを抑制する停電時ソフトストップ機能を搭載したエスカレーターを開発した。この機能を搭載したエスカレーターを,2018年4月に開院した公益財団法人日本生命済生会日本生命病院に納入した。

エスカレーターを減速する際に生じる回生電力を駆動モータおよびインバータ装置の電力源として活用し,停電発生時においても駆動力を維持した状態で緩やかに減速後,速度ゼロ付近で保持ブレーキを動作させ停止させる。停電中に回生状態を維持するためには,エスカレーター利用客の重量・運転方向により必要な減速度が変化するので,利用客の乗り込み状態を常時モニタして常に最適な(緩やかな)減速度を算出するシステムとしている。

今後も顧客のニーズに応え,安全・安心・快適を追求したエスカレーターを提供していく。

(株式会社日立ビルシステム)

3. 機械室レス非常用エレベーター

3.機械室レス非常用エレベーターかご内デザイン(左)と出入口デザイン(右)の例機械室レス非常用エレベーターかご内デザイン(左)と出入口デザイン(右)の例

高層建築物のフレキシブルな建築レイアウトを可能にする,機械室レスタイプの非常用エレベーターを発売した。

2017年6月の国土交通省からの告示により,規定の防水措置(IPX2以上)を講じた場合には,非常用エレベーターであっても建物最上階の床面より低い位置に駆動・制御装置を設置することが認められた。それを受け,駆動・制御装置に防水カバーなどの処置を施し,防水性能を満たす機械室レス非常用エレベーターを開発した。

昇降路の上部に,機械室や駆動・制御装置の設置スペースを設けることが不要となり,この高さ寸法分の空きスペースを有効に利用して建築自由度を高めることが可能となった。

非常用エレベーターとして業界で初めて※),8.4インチのカラー液晶インジケーターを基本仕様として採用し,またかご内の利用者数に応じて運転速度をアップする可変速ドライブシステム(有償付加仕様)に対応するなど,通常利用する際にも快適に心地よく利用できる仕様を盛り込んでいる。

(株式会社日立ビルシステム)(発売時期:2018年3月)

※)
2017年6月時点(日立ビルシステム調べ)
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