日立評論

超高層大規模ビルに対応するエレベーターの研究開発

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日立評論

ハイライト

日本の超高層建築の先駆けとして1968年に竣工した霞が関ビルディングに,日立は当時の国内最速である分速300 mのエレベーターを納入した。日立はこのために研究塔を建設し,超高速エレベーターの開発を始動させた。

1993年には当時の世界最速となる分速810 mのエレベーターを開発し,現在に至るまで,日立は世界最先端のエレベーター開発を継続してきた。脈々と受け継がれてきた伝統の中で,2010年に新研究塔G1TOWERを竣工し,2016年には分速1,200 mの超高速エレベーターを実現させた。

本稿では,日立のエレベーター研究開発の経緯を振り返る。

目次

執筆者紹介

大宮 昭弘Omiya Akihiro

  • 日立製作所 ビルシステムビジネスユニット グローバル昇降機事業部 グローバル開発本部 エレベーター開発部 所属
  • 現在,主にエレベーター制御システムの開発業務に従事

関根 英則Sekine Hidenori

  • 日立製作所 ビルシステムビジネスユニット グローバル昇降機事業部 グローバル開発本部 エレベーター開発部 所属
  • 現在,主にエレベーター制御システムの開発業務に従事
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