1. 世の中の急激な変化に対応するLumada Innovation Hub Tokyo
パンデミック,自然災害,デジタルの進展など急激に社会が変化している。こうした変化におけるイノベーション創出のあり方を「業界・空間・時間を超え,知恵やアイデアをつなぐ」と再定義し,サービス・協創空間として体系化した。フラグシップ拠点として,東京駅直結のLumada Innovation Hub Tokyoを2021年4月に開設した。
顧客やパートナーと日立の協創施設や多様な人財をバーチャルとリアルでつなぎ,Lumadaの協創手法(NEXPERIENCE),サービス,ソリューションなどを活用して,社会や顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。緊急事態宣言下で物理的な移動に制限がある中,開設から半年で約2,600人にサービスを提供した。また,先進的な協創施設として第34回日経ニューオフィス賞(ニューオフィス推進賞)を受賞した。
さらに,GlobalLogic社の世界各地の拠点とLumada Innovation Hub Tokyoを接続し,デザイン思考やソフトウェアエンジニアリングなどのケイパビリティを融合した。2022年度に予定されている日本でのサービス提供により,顧客のDXを支援する。