日立評論

蛍光パターンの分析により食の安全を支える

蛍光指紋による食品分析技術

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日立評論

ハイライト

試料中の有機物成分が発する蛍光パターンに含まれる大量の情報を利用する蛍光指紋分析は,品質や産地の判別,危害物質の検出などを簡便かつ低コストに行える手法として,食品分野への応用が注目されている。

日立ハイテクサイエンスのF-7100形分光蛍光光度計は,蛍光指紋測定の高スループット化技術が適用されており,分光器特有の高次光の影響を簡便・迅速に取り除く自動フィルタ付属装置を新たに搭載するなど,蛍光指紋測定に特化した機能の充実を図っている。本稿では,その特長と事例について解説する。

目次

執筆者紹介

堀込 純Horigome Jun

  • 株式会社日立ハイテクサイエンス 那珂事業所 光学設計部 所属
  • 現在,光学設計部にて蛍光光度計の設計開発に従事

上妻 道成Kozuma Michinari

  • 株式会社日立ハイテクサイエンス 那珂事業所 光学設計部 所属
  • 現在,光学設計部にて分光光度計・蛍光光度計の設計開発に従事

白崎 俊浩Shirasaki Toshihiro

  • 株式会社日立ハイテクサイエンス 那珂事業所 光学設計部 所属
  • 現在,光学設計部にて光度計・液体クロマトグラフのアプリケーション開発に従事
  • 理学博士
  • 日本分析化学会会員
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