日立評論

IoTを活用した新たな保険サービス創出への取り組み

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日立評論

ハイライト

保険会社は従来,事案が発生してから対応(保険金支払い)を行ってきた。しかし,保険加入者のニーズの多様化・ICT技術の進歩などの要因から,その役割にも変革が求められている。そのような保険業界の変化に応えるため,日立は新たなサービス事業の創成方法を体系化したNEXPERIENCEによって,保険会社との協創活動をより効果的に推進している。

そうした中で社内におけるNEXPERIENCEの活用事例の一つとして,「ReactiveからProactiveな保険へ」というテーマを掲げ,IoTを活用した新しい保険サービスの在り方について検討を行ってきた。本稿では,その検討結果を踏まえ,保険業界の変革に向けた今後の展望について紹介する。

目次

執筆者紹介

新家 隆秀Shinge Takahide

  • 日立製作所 金融ビジネスユニット 金融システム事業部 金融システム第四本部 第二部 所属
  • 現在,保険市場の顧客協創による新規サービス事業創生に従事

西川 元太Nishikawa Genta

  • 日立製作所 金融ビジネスユニット 金融システム事業部 金融システム第四本部 第二部 所属
  • 現在,保険市場の顧客協創による新規サービス事業創生に従事

荒木 真敬Araki Masataka

  • 日立製作所 研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ サービスデザイン研究部 所属
  • 現在,サービスデザイン手法の研究開発と顧客協創への適用推進に従事
  • 情報処理学会会員
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