1. AI技術プラットフォーム
さまざまな顧客ニーズへの対応と最新のAI(Artificial Intelligence)技術を活用したソリューション開発を効果的に進めるためのAI技術プラットフォームを整備している。
AI技術プラットフォームの中心となるのは,AI・アナリティクスのソフトウェア群であり,深層学習をはじめとしたOSS(Open Source Software)ソフトウェアと日立の特徴的なAI技術[AT/H(Hitachi AI Technology/H)および,AT/MLCP(Machine Learning Constraint Programming)],成長型対話AI,根拠説明AIなどが搭載される。
また,AI活用に向けたデータ準備に必要となるデータクレンジングやデータブレンディングなどのデータ処理ソフトウェア,さらには,効果的に計算処理を行うためのGPGPU(General-purpose Computing on Graphics Processing Units)やCMOS(Complementary Metal-oxide-semiconductor)アニーリングマシンなどのハードウェア環境より構成される。これらはR&D(Research and Development)クラウド上に構成され,データサイエンティスト,研究者,エンジニアがプラットフォームを進化させるだけでなく,事業部門が新たなソリューション創生を容易にかつ試行的に行えるようにする。
将来的には,本環境を顧客やパートナーに公開し,エコシステムを作りながらソリューション創生を拡大していく。