1. ダークデータに着目したデータ抽出ソリューション
日々の企業活動で生成・蓄積されるデータのうち,その多くが活用されないまま眠るダークデータと言われている。今後の社会や企業の発展においては,日々蓄積されるデータを意味のある情報として整理・分析し,課題解決への活用や新しい価値創出につなげることが重要である。
本ソリューションは,表や図,視覚情報といったさまざまな特徴から文書構造を解析する「情報表現構造解析技術」と,少ない学習データでAI(Artificial Intelligence)モデルを生成できる「弱教師学習技術」を中核とした「ダークデータ分析エンジン」を活用し,今まで抽出が困難であった非構造データを構造データとして効率的に抽出する。
本ソリューションにより,請求書や診療明細書といった,発行元によって様式や表記が異なる非定型帳票からのデータ利活用を可能とすることで,生産性向上やコスト削減といった企業が抱えるさまざまな課題を解決し,経営判断の迅速化,ビジネス変革を支援する。
今後はさらなる機能強化を図るとともに,分析系AIや他のソリューションと組み合わせ,顧客の課題解決や価値創出に幅広く貢献できるよう取り組んでいく。