1. 次世代ADAS ECUの開発
従来のADAS ECU(Advanced Driver Assistance Systems Electronic Control Unit)に対して,さらに処理性能を高めた次世代ADAS ECUを開発した。本ECUでは,新規マルチコアCPU(Central Processing Unit)を採用するとともに,新たな通信方式としてEthernet通信を適用し,より高速かつ大容量なデータ処理が可能となっている。また,ソフトウェアの機能としては,FOTA(Firmware over the Air)機能およびCAN(Controller Area Network)/診断セキュリティ機能などが実装されており,新たな運転支援技術にも対応する。
今後,FOTAによるソフト更新やセキュリティ技術などを活用し,安全で快適なクルマ社会の実現に貢献していく。
(日立Astemo株式会社)
(生産開始時期:2020年6月)