日立評論

オープンイノベーションと協創を主軸とする新しいR&Dのあり方

デジタライゼーションがもたらす真の革新

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オープンイノベーションと協創を主軸とする新しいR&Dのあり方

デジタライゼーションがもたらす真の革新

ハイライト

日立グループは,2015年に研究開発体制を刷新し,研究者が顧客とともに課題を探り,ソリューションを協創する,顧客起点の研究開発へと舵を切った。

デジタライゼーションの波がビジネスや社会のあり方を大きく転換しようとしている今日,顧客や社会が抱えるさまざまな課題を解決していくためには,これまでの延長線上にない,新しい発想とイノベーションが求められている。

それらを生み出すために必要なものは何か――。

英国でも歴史あるテクノロジーコンサルティング企業として,数々のイノベーションを支援してきたケンブリッジコンサルタンツのCEO,アラン・リチャードソン氏を迎え,全世界約2,700名の研究開発グループを率いる鈴木教洋と語り合った。

目次

出席者紹介

アラン・リチャードソン

  • ケンブリッジコンサルタンツ CEO
  • 1981年ケンブリッジ大学チャーチルカレッジ数学科を首席で卒業後,1984年Cambridge Consultants入社。電磁センサー事業の立ち上げへの貢献や,Product Development Business事業部長としてグループの構造改革を行い集積回路・レーダーシステム・光学センサー関連にて最も収益を上げる事業部に成長させるなどの業績を挙げ,2002年CTO就任。2007年に副社長(Deputy Chief Executive),2012年7月より現職。アジアや米国・西海岸への進出など4年間で2倍以上の規模へ拡大させた。
  • 1998年MBA取得

鈴木 教洋

  • 日立製作所 執行役常務 CTO 兼 研究開発グループ長
  • 1986年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了,日立製作所入社。デジタル画像信号処理,組込みシステムなどの研究開発に従事後,2012年日立アメリカ社シニアヴァイスプレジデント兼CTO,2014年中央研究所所長,2015年研究開発グループ社会イノベーション協創統括本部長を経て,2016年から現職。
  • 工学博士
  • 映像情報メディア学会会員
  • 電子情報通信学会会員
  • IEEE会員
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