上下水道分野の事例
重要な社会インフラである上下水道では,直面する事業経営課題を克服するべくさまざまな取り組みが検討されている。その一つに事業経営の広域化があり,事業体統合に関して国内各方面で検討され,成果報告1)がなされている。広域化に伴い既存のシステムを「つなぐ」機会を考える場合,サイバーセキュリティへの対策が不可欠となる。セキュリティの脅威は多様化しており,広域化という事業環境の変化により,従来,閉鎖型だったシステムを再構築などによってつなぐ場合,セキュリティ施策を講じる必要がある。
日立は,上下水道分野におけるセキュリティ動向に注目し,日立監視制御システムAQUAMAX-AZシリーズのセキュリティ対応を進めている。