1. LINE連携 タッチレスエレベーター呼びサービス
エレベーターごとに用意するLINE*公式アカウントを友だち登録することで,利用者個人のスマートフォンでエレベーターの呼び出しと行先階登録が行える「LINE連携タッチレスエレベーター呼びサービス」を発売した。
利用者は,エレベーターホールなどに用意したQRコード*(二次元バーコード)を読み込み,利用したいエレベーターを友だち登録し,トーク(メッセージのやり取り)でエレベーターの呼び出しと行先階の登録を行うことで,ボタンに触れることなくエレベーターを利用することが可能である。自宅や職場など,利用機会が多い建物のエレベーターのLINE公式アカウントをあらかじめ友だち登録することで,よりスムーズな利用が可能となる。
ニューノーマルへの対応を検討する中で,より多くの利用者にサービスを提供するアイデアとして,保守契約という管理者向けのサービスに,日本国内で8,600万人以上の月間アクティブユーザーを持つLINEアプリをサービス基盤として組み合わせるに至った。また,LINE株式会社のシステムと株式会社日立ビルシステムの遠隔監視プラットフォームを社外クラウド経由で接続する構成のため,現地のハードウェアの追加や改造なしに,ソフトウェアの改造のみでサービスを提供でき,短期開発を実現した。